今年は例年より寒い春を迎えています。今お客様を迎えるため色々準備をしています。スギの枝や葉の片付け、剪定、バンガローのメンテナンスなどすることがたくさん有り、猫の手も借りたい程です。さて、二本栗キャンプ村は今年で26年目を迎えます。施設はやや老朽化しつつありますが、自然の中で手作りキャンプ場としてなんとか維持しております。人はなぜキャンプをするのか、少し考えてみました。今の私たちの生活は、物や情報にあふれています。よりよい選択眼を持たないと、常に不安にさらされたりストレスも多い時代になっているのではないでしょうか。そういう時代だからこそ自然の中で火を囲み食事を作りながらおしゃべりをして過ごすひとときは大切だ、とおそらく人は本能的に感じているような気がします。このキャンプ場は少し不便ですが、自然で癒やされる場所として今まで維持しています。阿讃山脈の中で体いっぱいに澄んだ空気や自然にふれ、楽しんでくれれば幸いだと思っています。
キャンプ予約の受付を開始します
ロウバイが咲きました
冬期閉村のお知らせ
今日のキャンプ村
山が明るくなりました。
わら草履の作り方を覚えました。
9月からキャンプ場のある地域の方からわら草履を習っていました。ようやく10月に入って覚えました。今忘れないように、家で復習をしています。教えてくれた方には、私一人のために時間を割いていただいたり、いつも貴重なわらの材料をたくさん用意していただいたり、本当に手とり足とり教えていただきました。「若い人が覚えてくれるのがうれしい」と言っていただき、その言葉に甘えながら色々お世話になり、ようやく覚えました。わら草履は昔の人が考えた知恵の結晶です。手順を文章で書いてもおそらくできないと思います。足の裏を刺激して、体にもよい健康な日本製のぞうりです。これから時間ある限り作りつづけていこうと思っています。キャンプ場にも置けたらと思っています。
これは練習した一部です。今はもっときれいなのができるようになっています。
水に命の実感を感じました
キャンプ場から約1km離れた谷から2本のホースを使って水を取っています。時々止まります。昨日は2本とも止まりました。「これは早く直さなくては」と思い、甥を雇って二人で水源から命がけで谷の斜面を通りながらいきました。命がけというのは冗談ではなく、以前、ブログにも書きましたが、二人のけが人を出しています。命こそ助かったものの、大変な場所をホースが通っています。この事故を教訓にいつも2人で、ヘルメットをかぶって行きます。昨日は幸い、早く修理ができました。でも帰るまで命がけです。(≧Д≦)二本栗キャンプ村の水は、先人が危険を承知で引っ張ってきた本当に貴重な命の水というのを実感しています。午前中いっぱいかかりましたが、またキャンプ場に当たり前のように水がきました。まるでキャンプ場が生き返ったようです。秋本番です。山もあざやかな色を見せています。
秋の実りと紅葉の時期になりました(^o^)
天高く馬肥ゆる秋・・
これほど「わかりやすい表現はないと思います。今日の景色がうかんできます。馬こそいませんが、稲も実りました。ほとんどの田は稲刈りを終了しました。おいしい新米が食卓に並びます。我が家も少ないながら米を作っています。新米の味は最高です。秋の夜長、山の草木も実りの秋を迎えています。どんな実りがあるのかこれから、次回から写真を載せていきます。