今、二本栗キャンプ村はキャンプに最適な時期を迎えています。まだ梅雨も近づいていませんし、蚊、虻などの虫も非常に少ない時期です。先週来てくれたお客さんは、いい天気に恵まれて子どもたちと一緒にキャンプ場で遊んでくれました。私自身は自然の中で育ってきたので、山や谷がごく当たり前の生活の一部でした。自然の良さがまだまだわかってないような気がしていますが、子どもの頃に自然にふれて、自然の中で遊ぶ体験が必要だとは強く思います。キャンプ場の名物ギボウシもこれから6月中旬から末にかけて咲き始めます。是非見に来てほしいですね。
キャンプ村の植物観察
キャンプ村に二人の先生をお招きしました。特に植物についてお詳しい二人の先生にお忙しいところ、キャンプ場の植物を見に来ていただきました。たった2時間程度でしたたが、あっという間に時間が過ぎました。キャンプ場を長く管理していた私の伯母も熱心に植物観察をしました。伯母は植物や花に関心がありキャンプ場にたくさんの花も植えてきました。はじめて聞く植物の名前を手帳にメモしながら、キャンプ場に以外に色々な植物があることに気づかさせていただき感激しました・「キャンプ場は宝の山です」と言っていただきました。ホトトギス・アマどころ・ウラジロ・ヒカゲカズラ・ハナワラビ・ツルリンドウ・ガンクビソウ・ニガナ・ヒヨドリバナ・エビネラン・タニウツギ・ショクナゲ・カスマゴケ・スズメのエンドウ・オトギリソウ・・・・・他にもたくさんの野草があることがわかりました。本当にありがとうございました。宝の山があるキャンプ村をさらに大切にしていきたいと思った次第です。
ギボウシがぐんぐん伸びています
二本栗キャンプ村といえばギボウシです。この土地に群生していたギボウシを株分けして増やしてきました。至る所にギボウシを植えています。いつ咲きはじめるのか楽しみな季節になりました。6月の梅雨の時が一番の見頃だと思いますが、見てくれる人が一番少ない時でもあります。梅雨時期のキャンプにも、是非来ていただき、可愛いギボウシの花を見て欲しいですね。咲いた時の様子はもちろんここで公開していきまが。ぎぼうしが大きく育っています。 「みやこわすれ」も群生しています。
キャンプ場がにぎわいました
バンガローの準備も整いました。
ゴールデンウイークが近づいています。いい季節がやってきました。林間でのさわやかな風、木々の新芽や若葉、シャクナゲの淡いピンクの花も咲きました。きれいですね。「みやこわすれ」の群生にも花が咲き始めています。5月の連休にたくさんの人たちに見て欲しいですね。大輪のシャクナゲが咲きました。
林間の中で
この春一番の日でした
スギの花粉もおさまりました
桜が咲きました
蜂須賀桜が満開です
人はなぜキャンプをするのでしょうか
今年は例年より寒い春を迎えています。今お客様を迎えるため色々準備をしています。スギの枝や葉の片付け、剪定、バンガローのメンテナンスなどすることがたくさん有り、猫の手も借りたい程です。さて、二本栗キャンプ村は今年で26年目を迎えます。施設はやや老朽化しつつありますが、自然の中で手作りキャンプ場としてなんとか維持しております。人はなぜキャンプをするのか、少し考えてみました。今の私たちの生活は、物や情報にあふれています。よりよい選択眼を持たないと、常に不安にさらされたりストレスも多い時代になっているのではないでしょうか。そういう時代だからこそ自然の中で火を囲み食事を作りながらおしゃべりをして過ごすひとときは大切だ、とおそらく人は本能的に感じているような気がします。このキャンプ場は少し不便ですが、自然で癒やされる場所として今まで維持しています。阿讃山脈の中で体いっぱいに澄んだ空気や自然にふれ、楽しんでくれれば幸いだと思っています。